インタビュー
CROOZ Media Partners株式会社 広告企画部リーダー 菊池顕樹
これまでゲームプランナー、サーバーサイドエンジニア、イベント企画、SNS運用、CM企画、番組制作など多岐にわたって活躍してきた菊池顕樹さん。「成長に繋がることは全て挑戦する」ことをモットーに、現在は広告企画部リーダーも務める彼に、CMO BANKでの1ヶ月間とその後の変化をインタビュー。菊池さんの視点から見たCMO BANKとは?
CMO BANKを受講した後、
ネイルサロンの継続率が「100%」に。
─ CMOBANKでマーケティングを学んで、変化したことを教えてください。受講後の行動に何か影響はありましたか。
CMO BANKを受講した後に一番わかりやすく成功した事例として、自分の家で運営しているネイルサロンがありますね。妻が施術して、僕が後ろで経営をしているサロンです。そこでどうやったらお客さんにもっと心から満足してもらえるかというところを細かく突き詰めていった結果、通常のネイルサロンは継続率(初回のお客様が次も来てくれる確率)が30〜50%と言われているんですが、うちは100%になったんです。
それはお客さんがお店に入った瞬間から、座って店内の景色を眺めるというシーンまで、どういう風に考えているのかを想像して居心地の良い空間を作ったからだと思いますね。施術中にどんな会話をすべきなのかも考えて「この人と一緒に話してるだけでもすごく楽しい」と思ってもらえるようにしたり。
あとは爪に炎症が起きてしまう悩みがある方が結構多いんですね。なのでそれに対して講師の資格を取って、お客さんに「こういう理由で、こう対処していけば何ヶ月後かまでに治りますよ」ということを理論立てて教えていき本当に治っていく経験をしてもらいました。
このように1個1個立ち止まって考えて、お客さんの視点になって考えていった結果、そのような高い継続率が出てきたのかなと感じています。まさにCMO BANKで学んだお客さんの頭の中を解像度高く理解するという本質の部分ですね。
元々妻との信頼関係があったというのもありますが、僕がCMO BANKでインプットしてきたことを話すと、妻も「確かにそうだね」と思ってもらえることの方が圧倒的に多かったのでコミュニケーションも止まることなく結果を出すことができましたね。
「やべえ。すげえな。」
知識がすべて紐づいていく衝撃。
─ CMOBANKを受講して、衝撃的だったことや印象に残っていることを教えてください。
これはいっぱいあるんですよ。というのも講師が僕らよりもすごい先を行ってる方なので、全てが衝撃という感じだったからです。
元々持っているマーケティングに対する考え方もそうですし、これまで実際に売り上げを伸ばしてきた経験に基づいて知識や技術を教えてくれるので説得力も強いんです。また教え方もものすごく上手いなと。
わかりやすく事例を踏まえながら理論を解説してくれるのですが、一番最初は靄がかかっていて「どこに進んでいくんだろう?」というふわふわとした気持ちのまま行ってたんです。マーケティングの言葉の定義などが多かったからですね。ですがそのようにベースをきちんと整えてもらったおかげで、その後に得た知識が一つ一つ紐づいて、全てがバチバチと繋がっていくんですよ。それを感じてからは、毎日が衝撃でしたね。
一番印象的だったのは、BtoBで世界有数のシェアを持つ中国のECサイト「アリババ」の事例です。アリババはすごい安価でBluetoothのイヤホンなど需要のある中国製の製品を揃えているのですが、それは一般人が知り得ない独自のルートを持っているからだと僕は思っていました。ですが実際にはそこら辺に仕入れのルートがあり、自分たちも工夫すればやりようがあるし、お金がないならクラウドファンディングで集めることもできる、という仕組みだったんです。
このように僕が「難しいんじゃないか」と一見思えてきたことを講師に「こういう風にやればできるんだよ」という道筋をバンと示していただいたことで「やべえ、すげえな」と感動したのを覚えています。その前まで講義で聞いていた知識が全部紐づいているなと。
きつい。だからこそ
僕は成長することができた。
─ 1ヶ月間受講してみての「ここが面白かった、つらかった」など感想を聞かせてもらえますか。
元々読書する習慣がなかったので、本を毎日読むのは最初結構きつかったですね。(笑)分厚い本を1日で読むというのが難しく。なんとか速読法などを調べて回数を重ねることで慣れていきましたが、それに加えて課題と本業との両立がありましたので最初は本当にきつかったです。
ただその中でもなんとかするために試行錯誤したことで時間をうまく使えるようになった感覚はあります。授業はちゃんと聞く必要があるので休憩時間にガッと集中して仕事をしたり。夜に課題を一通り早めに終わらせて、そのあとに本業をして、終わったらすぐ戻って課題にもう一度取り掛かるなど。大変でしたがなんとかなるということにも気づけましたね。
またこの読書の経験は今も活きているなと思いますね。同じ知識であっても解釈の違いや視点の違い、心理学から入る場合と経済のマクロ視点から入る場合と色々な角度から学ぶことが大切だなと。それを自発的にやらなきゃなと思えるようになったのはすごい成果だと思いますね。
これまでは「読んだら」と他人から勧められても読んだことがほとんどなかったんです。いつか読むという気持ちはあるんですが、効果的な読み方がわからなかったので。今回CMO BANKで常軌を逸した数の本を読んだことで良い読み方を学んだなと。「じっくり読む」というのが良い時もありますが「インプットするために読む」、この本で言ってる思考を吸収するために読むという意味だとあまりじっくり読む必要はないということに気づけたのが僕の中ですごく大きかったです。
僕は、不足している中で生きていた。
成功への情熱をくれたCMO BANK。
─ 最後に、菊池さんの視点から見たCMO BANKとは?
このCMO BANKで1ヶ月間を過ごしてみて、講師の引き出しの多さに驚き、勉強熱心な方々というのもひしひしと伝わってきました。そしてどれだけ自分が今まで情報を得ているようで、自分で勝手にフィルタリングをして、不足している中で生きていたのか、と痛感したのがとても大きかったです。
また強制的にマーケティングを学び、実践できる環境にいれたことがかなり良かったなと。周りの参加者も当たり前の基準を下げずに一生懸命やってくるのですごく燃えるんですよね。最初は同じフラットなレベル帯でギュッと集まってやっていくんですけど、その中でみんな切磋琢磨している感じがすごく伝わってきて。
社会人になってからあまりこういう経験がなく、参加者の中で僕が一番最年長だったんですけど、さらに若い気持ちに戻れたような感覚でしたね。CMO BANKに参加してすごく良かったなと思います。
─ 菊池さん、インタビューへのご協力ありがとうございました!
CROOZ Media Partners株式会社 広告企画部 リーダー 菊池顕樹
2014年にCROOZ株式会社に入社。ゲームプランナー、サーバーサイドエンジニア、イベント企画、SNS運用、CM企画、番組制作など携わってきた業務は多岐に渡る。2019年にCROOZ Media Partnersの広告事業本部にジョイン。「成長に繋がることは全て挑戦する」ことをモットーとする。