CMO BANKの「レンズ」を通して見たら、世の中が違って見えてきた

  1. INTERVIEW
インタビュー

株式会社イチナナキログラムCOO 秋山洋晃
ファッションブランド「17kg」など複数のブランドを展開するイチナナキログラム。
若きスタートアップでCOO(最高執行責任者)を務める秋山洋晃さんに、CMO BANKの受講体験とその後の変化をインタビュー。秋山さんの視点から見たCMO BANKとは?

マーケティングとはビジネスの「根幹」だと改めて気づかされました

─ CMO BANKでマーケティングを学んで、変化したことを教えてください。
ビジネスとは「需要と供給」だと改めて体得できたと感じています。CMO BANKでマーケティングを体系的に学んだ後に、他のビジネスの成功例を観察していったんですが、伸びている会社ってどこもマーケティング戦略が秀逸なんですよね。まぐれ当たりじゃなくて、きちんと1つ1つが設計されているというか。

これは当たり前なんですけどビジネスって「売上ー経費=利益」で、まず「売上」を作らなければ企業は生存できないんですよね。つまり、顧客を集められなきゃいけないと。ドラッカーの文脈で言うところの「顧客の創造」ですね。

その大目的を細分化したときに、コンセプトやブランディング、プロダクト、リーチなどの切り口があって、それぞれにポイントがあると。ロイヤリティの高い「顧客」をいかに作っていくかを設計することがマーケティングだとすれば、それは「ビジネスの根幹である」ということがちゃんと腹落ちさせられたのが一番の収穫でした。CMO BANKを受講した後は、自分のキャリアはマーケティングに寄せていくべきだと思うようになりましたね。

“質” か “量” かではなく、両方大事。

─ CMO BANKを受講して、一番記憶に残っていることを教えてください。
やっぱり初日、部屋の机に山積みにされていた本を見たときですね。あれは衝撃的でした(笑)
あの初日の設定で全てを悟ったというか「楽して学ぶって出来ないよね!やっぱり量も質も大事だよね!」という気づきを得ることができましたね。

読書習慣という観点で言うと、今までは読むだけで満足していたんです。よほど強烈な内容とかは覚えているものの、それを引き出しとして使えるって感覚はあまりなくて。

CMOBANK で「インプット情報」が何で、どんな気づきがあって、どんなアクションプランに落としていくかを「アウトプット情報」として言語化していくことで、研いだ武器を自分で自由に使えるようになった感覚があります。ビジネスや日常の場面場面で「あの武器があったな」という引き出しが増えて、知識をスキルに昇華させる感覚を感じています。

ちなににこのフレームワークは講義の進め方にも取り入れられていたような気がします。まずは、一回考えさせてみる。正解かどうかではなく、自分の頭で考えてみて「なんだろう?」を作って、極限まで集中した状態で講義に入る。極限まで体に染み込ませるというか、そういう姿勢が大事なんだなと。インプットだけで終わらずに、その情報を具体的にどう使っていくのか?ですよね。

CMO BANKの「レンズ」を通して見たら、世の中が違って見えてきた

─ CMO BANKを受講したことで、ご自身のビジネスに変化はありましたか?
実務で細分化されたタスク、例えばメディアをどう立ち上げるのかだったり、広告をどう回すのかという方法論の部分での変化はないのですが、一方で、視座を高めた本質部分での思考の変化は感じています。さっきのメディアの例でいうと「メディアを立ち上げるときに、まず何を考えるべきなのか?」「何を知るべきなのか?」「顧客のロイヤリティを高め、メディアの価値を上げるためのセンターピンはどこにあるのか?」などビジネスの根幹を考えるときですね。CMO BANKを受講して2ヶ月が経ったんですが「あー!これそういうことか!」という発見が続いています。

方法論やテクニック論ではなく、本質的に勝ち筋を見つけ、当てるべくして当てていくための「レンズ」をもらったという感覚ですね。このレンズを通して物事をみると世の中が違って見える、というか。

─ 最後に、秋山さんの視点から見たCMO BANKとは?
さっきのレンズの話の続きになるんですが、短期的な売上や利益を目指すときは方法論やテクニック論も大事だと思うんですよね。ただ、そういう講座って、世の中に沢山あるじゃないですか。パッと見てわかりやすいですし、企業や人事担当に受け入れやすいからだとは思うんですが。でも、CMO BANKはあえてそこじゃないところにポジショニングをとっていて、マーケティングを根底から教えて再現性を高める思考法やOSをインストールさせてくれるという点が強烈なUSPなんじゃないかと思っています。


─ 秋山さん、インタビューへのご協力ありがとうございました!

株式会社イチナナキログラム COO 秋山洋晃
大学在学中に音楽イベントビジネスで起業。2014年3月早稲田大学法学部を卒業。2014年4月グリー株式会社に入社。マーケティング部に在籍後、2014年9月に株式会社Tonight(グリー100%子会社)へ出向し、同社のサービス運営及びM&Aを担当。2018年2月株式会社イチナナキログラム取締役COO就任。

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