インタビュー
haco.,Inc 代表取締役社長 佐藤創太
大学在籍中にメディア事業部の責任者として、当時の業界ではトップクラスの月利9000万を達成し、億単位のメディア売却を複数経験するなど、若くして才覚を見せるhaco.,Inc 代表取締役社長 佐藤創太。
登記初月から黒字を達成し、半年で億単位の粗利を叩き出した彼に、CMO BANKの受講体験とその後の変化をインタビュー。佐藤さんの視点から見たCMO BANKとは?
マーケティングの解像度を上げる。それが良いアウトプットに繋がる
─ CMO BANKでマーケティングを学んで、変化したことを教えてください。
まずマーケティングの解像度を上げて、実務レベルで良いアウトプットを出せるようになったことですね。
これはもともとCMO BANKを受講した目的でもあるんです。マーケティングに関する書籍は数多くありますが、本に書いてあることをそのままやっているだけでは体系的に知識をつけて実践することができないな、と感じていました。
例えば、ランディングページを作る際には「QUESTフォーミュラ」が有名ですよね。でも、そういったフレームワークをなぞって作っているだけでは、そのアウトプットが良いのか悪いのか手応えを感じることができないんです。
また将来的にきちんと会社を経営していく上で「経営 ≒ マーケティング」だと確信を持っていましたから、マーケティングの全体像をより深く学ぶ必要があったんです。
それらの悩みをCMO BANKを受講したことで解決できたことが大きいです。実際、受講時にターゲットユーザーのインサイト、自社商品・競合・市場、STP分析などのリサーチをするところから、セールスレターを作り上げ、実際に集客をするという最終地点まで実践できました。こういったマーケティングの一連の流れを体験できたことはとても良かったですね。
「オレ、全然わかってなかったな…」衝撃の連続だったあの頃。
─ CMO BANKを受講して、一番衝撃的だったことを教えてください。
僕にとっては衝撃的なことの連続でしたね。(笑)まず講義の中で需要と供給を可視化するゲームをした時です。自分では需要を理解していたつもりでしたが、全く需要の可視化ができず「オレ、全然わかってなかったな…」と感じたことが衝撃的でした。
あとはセグメンテーションの仕方も衝撃を受けました。一般的には年齢や職種など人ベースでセグメントをしてターゲットを決めると思います。でもCMO BANKでは、人ベースではなく、需要でセグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングをするんです。でもたしかにマーケプランを考える時に需要で切った方が効果的でうまくいくんです。
他にも、世にあるランディングページのほとんどが適切な需要を捉えられておらず、商品コンセプトもあいまいといったマーケティング視点の良い悪いの判断にも衝撃を受けましたし、講義の合間にした資本主義や組織論などのちょっとした雑談も、僕にとってはとても印象的でしたね。
マーケティングは『リサーチ』で8割決まる。
─ CMO BANKを受講したことで、今のビジネスに活かせる事はありましたか?
大きく2つあります。まず1つ目はリサーチです。まず前提としてマーケティングにおいて“リサーチが成功の8割を決める”という事実を腹落ちさせることができたこと。そして、その上で「鳥の目」「魚の目」「虫の目」という3つの視点で情報を整理するというフォーマットを使えるようになった事ですね。ビジネスの着手時や人事の採用のためのリサーチにも使うようになりました。
2つ目は、何かコンセプトを決める時にCMO BANKの思考法をよく使うようになったことです。
相手の理想と現状をリサーチで洗い出した後に、その2つのバッファを埋めるためのソリューションとしてコンセプトが必要になると思います。例えば、チームのみんなはモチベーションを上げたいという理想があるが、今は実現できていないという問題に対して「こういうコンセプトで朝会を開いてみよう」「今日の飲み会はこういうコンセプトでやってみよう」といった解決策を見つけることができるようになりました。
これまで思いつきで「これ面白いね」とアイデアベースで決めていたことを、きちんとコンセプトベースで考えられるようになったなと。
マーケティングで世の中を動かすことができる。
ここから世界を広げていこう。
─ 最後に、自社の社員にもCMO BANKに参加させているようですが
佐藤さんの視点から見たCMO BANKとは何ですか?
僕にとってCMO BANKは「マーケティングって楽しいんだ」とわかる場所だと思ってます。
大学生くらいまでは目の前の勉強とか小さな世界観しかなかったんですが、マーケティングの本質を理解すると、世界はめちゃくちゃでかいということがわかりますし、マーケティングの能力で世の中を動かすことができるというワクワク感も生まれます。
僕はすごい能力を持っている天才ではないので、供給物を生み出していくのは難しいかなと思ってます。でも、僕じゃなくて他のいろんなすごい人たちがこだわり抜いて作ったものを、細分化されて捉えるのが難しくなっている需要に対して、適切に付加価値を付けて取引していくってところに社会的意義があってワクワクするなと。
今後もCMO BANKで得たマーケティングの楽しさ、素晴らしさを忘れずに、さらに世の中を動かすくらいのインパクトのある力学を知って、経営者として世界を広げていきたいと思っていますね。
─ 佐藤さん、インタビューへのご協力ありがとうございました!
haco.,Inc 代表取締役社長 佐藤創太
大学在学中に、シンガポールのWEBマーケティング会社へ。メディア事業部の責任者として、月営利9000万を達成。(当時の業界ではトップクラス)億単位のメディア売却を複数経験し、2019年6月から、アレテコグループの一員として、株式会社haco. を設立。登記初月から黒字を達成し、半年で億単位の粗利を出す。